子ども達から聞かれる「なぜ、勉強するの?なんで数学をやるの?」という質問。
これには自信をもって
「将来、自分がやりたいことをやるためです。」
と答えます。
写真は2017年度の公立高校入試問題です。
この問題、「一次関数」と「二次関数」、「四角形、三角形の面積」
そして小学生5年生で習う「割合」を組み合わせて解く問題となっています。
この組み合わせが社会に出てからたくさんの場面に出てきます。
業者にお願いしていた仕事が期限まで終わらない事がわかった。
取引先の方もぎりぎりで予定を組んでいる。
大きなプロジェクトで予定を組みなおすには非常に迷惑がかかる。
さてどうしたものか。。。
こんな場面、大人になると本当によくありますよね。
自分の持っている知識、能力を総動員してこの問題解決にあたり、
ヘロヘロになったりします。(^^) それこそが仕事か!?
ぶっつけ本番だと失敗するから、やっぱり練習をしたほうがいい。
それを練習するのに数学が一番、練習しやすいからだよ。と言っています。
出来事の何が本質的な問題か? どのように影響があるか?
論理的思考や注意力、忍耐力が数学では間違いなく鍛えられます。
中一で習う三角錐の体積の公式は卒業してから一度も使った事ありません。
まして中三で習う、因数分解、二次関数などは、これからも使わないでしょう。
将来の自分の為に数学が必要です。
勉強するほど成績が上がって親もニコニコして何か買ってくれるかもしれない教科!
中高生で、これをやらない理由は無いと思います。
それを伝える責任は周りに大人たちにあると思います。