
『学校の「当たり前」をやめた』 工藤勇一 著 時事通信社 出版
これはぜひ、保護者に読んで欲しい。
冒頭の章 宿題-ただ「こなす」だけになっていませんか
でこころを鷲掴みです。
宿題についての本質的な事を言ってます。
企業では当たりまえの事が教育現場では、正しい事としてまかり通っています。
P22 すでに分かっている生徒にとっては、宿題は無駄な作業で、
分からない生徒にとっては重荷になっている様に思います。
P24 宿題を全廃したことで、最も喜んだのは、受験を控えた3年生の
生徒たちでした。~中略~
自分とって重要ではない非効率な作業から解放されたからです。
冒頭の章からこれです。あっという間に読んでしまいました。
全214ページ 1800円 目からウロコがいっぱいです。
帯の『何も考えずに「当たり前」ばかりをやっている学校教育が、
自分の頭で考えずに、何でも人のせいにする大人をつくる。』
耳が痛い言葉です。