朝日小学生新聞 12月24日(木)一面より
木造建築の技がユネスコに登録
日本の木造建築の技がユネスコの無形文化遺産に登録される事が
決まったようです。
記事によると、昔、ヨーロッパにも木造建築の技術はあったらしいのです。
しかし鉄筋コンクリートなど近代的な材料を使う事が増え、その技術が途絶えて
しまったようです。一方、日本の気候は湿度が高く、鉄筋コンクリートでの
建物の場合の湿気がこもります。また、今のビルは耐震構造が上がっていますが
昔はビルは耐震性がそれほど高くなく、木造建築が選ばれていた。という
側面があったかもしれません。そして、日本は湿気が多く、地震などの
災害も多く補修する機会が多かったので、技術が伝承されたという事らしいです。

文化庁の発表によるとこの申請では17件の技術が保存技術と
「建造物修理」,「建造物木工」,「檜皮葺・杮 葺」,
「茅葺」,「檜皮採取」,「屋根板製作」,「茅採取」,
「建造物装飾」,「建造物彩色」,「建造物漆 塗」,
「屋根瓦 葺」,「左官(日本壁)」,「建具製作」,
「畳製作」,「装潢修理技術」,「日本産漆生産・精製」,
「縁付金箔製造」
なっているそうです。建具制作や畳制作は結構身近ですよね。
この技術を伝統保存していく事が重要のようです。
